date 2011.11.16
取手・松戸間の道中に引き続き、今回は松戸から日本橋を目指します。
前回の行程で己の脚力が理解でき、無理のないペース配分をと言い聞かせます。さらに、前回の反省から左足首にサポーターを装着。その効果を期待しながら自宅を出ました。
前回の到着地である松戸駅西口です。日曜日朝の駅前は人影も少なく、陽が昇りきらないこともあり肌寒さを感じます。デッキ下では、団体のバスツアーに参加すると見える中高年の集団が、ハデな旗を先頭に大型の観光バスに向かって長い行列を作っていました。
早々に西口駅前から旧街道(県道5号線)に出て、人通りのまばらな商店街を南へ歩き始めます。途中に松戸本陣跡の碑や旧商家の店構えを目にしながら、松戸郵便局の手前を折れて江戸川土手に出ます。
江戸川土手、松戸側に建つ復元された御料(領)杭です。「右水戸道 左江戸川」と彫られてあります。
その時代でしたら、ここから舟で対岸の金町と行き来するのでしょう。しかしその渡し舟がない現在では、ほんの少し下流の葛飾橋を渡って都内に入ります。
さらに下ると葛飾柴又。歌にもなった「矢切の渡し」がありますが、ここは旧水戸街道に沿って進みます。
御料杭から対岸の金町を望みます。写真中央に見えるのが東金町ポンプ所です。
葛飾橋西詰をわずかに北へ、東金町ポンプ所の前に建つ「金町関所跡之記」の石碑です。
取手から利根川を超え、そして江戸川を渡りました。さて無事に関所を通って東京都内に入ります。