三国の街中を散策すると、駅でいただいた観光パンフレットにある「三国港きたまえ通り」以外にも、至るところに当時を忍ばせる家並みを散見できます。
このような家並みが行政の指導無くして残っているとすれば、この町の住民意識はよほど高いものだと感心します。
一見して町の旧家であるらしい森田本家。
こちらは和菓子屋さん。
今では珍しくなった提灯屋さん。
その当時は街道沿いだけではなく、細い路地裏に至るまで三国の町中が賑わい栄えていたのでしょう。その後時代は船から鉄道、そして自動車へ移りました。
その自動車も今後はガソリンから電気、さらに水素へと替わりそうです。
江戸の時代から変わらぬ製品を取り扱っている業界に身を置く者として、現在平成の木材林業市況は致し方ないのかもしれません。