久し振りに串本の稲生商店さんにお会いしました。
一年に数回の再会に彼は血色も良く、公私ともにお元気そうでなによりです。
画像は今回出品された長さ4.50m、幅が1m35cm、厚さが13.5cmの稲生商店製スギ板を前にしていつものドヤ顔で一枚。同じ一本のスギから製材した三枚の内の一枚です。
これがこの日一番のキキモノとあってか、やはりそこはどうしても木材業者。立ち会いが始まる前から来場者の多くが「すごいスギだ」「たいしたものだ」と論じ合います。
さて立ち会いが始まると一瞬にしてご覧の人だかり。来場者全員の関心の深さを示すもので、その誰もが「いくらで? だれが?」と見守ります。
おおかたの予想どおり競り上がり、お陰様で共木三兄弟とも無事に落札されました。
立ち会い終了後、「安かったら串本に持って帰るつもりでいた」とは稲生さん。
ともあれ全量落札、おめでとうございました。