鷹ノ巣駅から02時間25分、定刻どおり秋田内陸線角館(かくのだて)駅に到着しました。接続するJR田沢湖線の駅舎とは別棟です。
ここは旧国鉄松葉線の始発駅、実は私遠い昔に終着松葉駅まで乗車したことがありました。懐かしくもあり、名前を変えた姿に時代の流れを考えたり…。
さて、帰りの東京行き上り「こまち」まで時間に余裕があります。
この日は日曜日でもあり、角館武家屋敷散策に出かけることにしました。
この角館というと武家屋敷、そして春のサクラが咲く季節には「桧木内川堤の桜並木」が知られています。「この雪の中、そんなに人はいないだろう」と、駅前にある観光案内所で街歩き用の地図をもらって、シャーベット状になった雪の歩道を歩き出しました。
ところが街中には、ガイドブックを片手に女性グループのやたら多いこと。当方のようなオジサンふたりの弥次喜多道中は、街の雰囲気からも完全に浮いた存在でした…。