住宅瑕疵担保責任保険の検査

先に申し込みました「住宅瑕疵担保責任保険」の駆体検査がありました。
この日の検査員はご覧の二名、申込時に提出した図面を元に約40分間の検査でした。その間私はだまってそばに付き添い、二人が向ける視線と言動を細かく見ていました。

お陰様で検査中に指摘された箇所もなく、また、さしたる質問もありません。これから行われる外壁面の防水工事も、図面に記載されている工事内容のヒアリングで済みました。

これによりこの家屋は、新築後10年間は保険会社の保証対象になります。建て主さんは「100年住める家」を希望され、この貫工法による建築を選択されました。それでもこの制度は、築後11年目以降は保証対象を外され、その後保険会社は「お構いなし」という仕組みです。

検査済の確認書類を受け取ると、ちょうど10時のお茶になりました。
建て主夫人が入れてくれたお茶を二人に勧めると「私たちは立場上、いただくわけにはいかないのです」と、申し訳なさそうに頭を下げて車に乗り込み次の現場に向かいました。
私には制度そのものもあまりよく理解できないこの保険、仕事とは言えせっかくの暖かいお茶もほろ苦く感じました。

「ハウスプラスすまい保険」　　瑕疵保険料　39,600円　　瑕疵検査料二回　25,200円

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